裁定取引とは?

裁定取引(さいていとりひき)を一言で言い表すなら、「同じ商品が別のショップで販売されている時に、それぞれのショップでの販売価格の差を利用して利益を出す」タイプの取引のことです。

投資においてもその原理は同じで、同じ商品が複数の市場で取引されている場合には、少しでも安い市場でその商品を購入し、高く取引されている市場で売却(決済)する事で利益を出すことができる取引の方法です。

ちなみに裁定取引はアービトラージ(Arbitrage)と呼ばれる事もあるようです。

「同じ商品がいろいろな市場で取引されているの?一体何が?」と疑問に感じる方も多いかもしれませんね。

投資において裁定取引が行われるのは、日経平均先物と日経平均の両方を対象にしている商品です。

同じ商品に対して両方の市場から価格を計算して、価格が安いほうから購入し、高いほうへと売却する取引が行われています。

仮に日経平均先物市場の方が価格が安かった場合には「先物買い、現場売り」という売買が行われ、日経平均先物市場の価格の方が高かった場合には「先物売り、現場買い」という売買取引が行われるそうです。

この裁定取引は日常的に行なわれています。

同じ商品でも別の市場では別の価格で売買されている場合、裁定取引が行なわれる事で二つの市場におけるその商品の価格差が狭くなります。

そのため、裁定取引を繰り返していると最終的には、複数の市場で同じ商品が取引されていても、価格差がなくなるという結果にたどり着くことになります。

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